電話相談
相談を受けた中からいくつかを事例としてご紹介します。


事例報告1―ひきこもり

新宿区大久保にお住まいのH(75歳女性)さんからの電話。

平成9年から6年間ほとんど外出することなく一日中テレビの前で過ごしている30歳の1人息子のことで
「私のぐち話を聞いてください」と悩みを話してくれました。
精神科に入院、全寮制学級、カウンセラーの訪問治療、泊り込んでの話し合い治療・・多くの専門の方々の努力と金をかけ続けたものの何一つ変わりばえが無く途方にくれるばかりとのことでした。
現在28歳の妹と親子4人がごく普通の平穏な生活を続けていたところ平成9年5月のある日「俺今日で会社辞めるから」と退職宣言して以来、つらい毎日が続いているとのことです。
大男が一日中家にいて気に食わないときは大声で騒ぎたてるばかりでなく暴力まで振るうようでは家族が崩壊するのは当たり前です。電話の主即ち母親は乱暴な息子に追い出されて近所で1人暮らしをしていて、そんな親子に愛想つかした妹は妹で1人で暮らしています。75歳の父親が何とか息子の面倒を見ていて隠居どころでない働き尽くめでよれよれになっているそうです。



さて、プロ中のプロたちが大金だけ取っていて誰一人この親子を助けることが出来ないという現実を聞かされて、あなただったらどう思います?
馬鹿とキチガイは死ななきゃ治らないから「自殺マニュアル」1冊を枕元に放り投げておいてはどうでしょう
と助言しますか?
プロのうちの1人でも、そのうち何とかなるだろうからあまり心配しすぎないようにと慰めるだけにしてくれていたら大金を失わずにいられたのに、といいたくなりませんか?
家族の苦悩はこのまま続くのでしょうか
相談だけでまだ依頼されていませんが解決策はあるとの私なりの目論見はあります。




事例報告2―虐待?

北区赤羽にお住まいのY(46歳女性)さんからの電話。

木造2階建てアパートの1階に3つの男の子と住んでいる35〜6才の母親について。
母親は、毎日夕方になるとめかしこんで出勤するからホステスだと思うがその際にいつもグズル子供を大声でしかり時には外に聞こえるほど顔を殴りつけている。子供の泣き叫ぶ声は母親が出かけた後1時間近くも続いた後は母親が帰宅する夜中までほとんど物音一つしないので返って気になって毎日心配でしようが無い、ということです。他人の生活のことだし、虐待といえるかどうかわからないが何とかならないのかとの相談でした。
他のホステスに聞いたところ、店の近くの託児所に預けると1時間1000円かかるので売れっ子のホステスで無ければ家賃が2倍かかるほど負担が大きく生活できなくなるとのことです。
ただで子供の世話をしてもらうために相手かまわず同棲を始める人もいるがそれをしないだけその母親は偉いという。
1時間500円でせめて子供が寝るまでの世話をしてくれる人が近所にいてくれたなら毎日のように襲ってくる子供の不安と恐れを取り除くことが出来るのにと考えてしまう。しかし、気持ちはあっても個人の意思で買って出る人はいないから私たちがビジネスとして提案すればその母親は受け入れると思います。
問題はパート代金です。電話の主は直接なら1000円でもいやだがセンターからの派遣なら800円でも受けるかもしれないというから不足分300円を補填できさえすればこの種の悲劇は無くせるかもしれません。




事例報告3―いやがらせ、脅迫

足立区にお住まいのS(41歳男性)さんからの電話。

平成10年8月弟がある宗教団体に加入しました。オウムではありません。誰でも知ってる巨大な組織Sです。
その団体は知能の少々足りない弟を先頭にして徒党をなして連日のように兄Sさんの家に上がりこみ手を替え品を変えて宗教団体に引き込もうとしましたが「頑固さに関してだけは私も人後に落ちませんので10日もたつとさすがの徒党もついに勧誘を断念しました。それからが大変で、母親と私たち兄弟は5年にもわたって脅迫や嫌がらせを受け続けています。」というわけです。
「警察もミンジミンジと言うばかりでさっぱり助けようとしません。明らかに脅迫なのに何故犯人を逮捕できないのか毎日が怒りと恐怖と不安で気が変になりそうです。センターで何とかなりませんでしょうか」と助けを持ちかけてきたのです。
兄の話を以下にまとめると
1・Sの実弟会社員独身39歳が、宗教団体員Tから平成10年以来、延べ5年間恒常的に
脅迫的なゆすりたかりを受け続けているため精神的経済的に日常生活が破綻寸前の状態にあり、
このまま放置すると実家や兄弟の家族生活も崩壊する危機的状態となっています。

2・平成10年から始まった貸付強要(恐喝)は、途中2年の空白期間はあったとはいえ、ほと
んど間断なく続き最近では平成「14年3月に3回に分けて計26万円を恐喝されました。はっ
きりしてるだけで被害額は延べ700万円を超えています。

3・いつまた、親の家や勤務先への電話や訪問があるかと思うと不安と恐怖で一日として安心し
て暮らせず、そのことから親兄弟も大変な心労となっています。
4・弟は、ようやくにして自分を囮にして実際には兄を標的にしていることに気付き警察に被害届けを出しに行ったが受理されそうにも無い上、それを知ったTはかさにかかって嫌がらせを増幅させている。

ざっとまとめるとこのような事情です。直接暴行さえ受けなければ日本の警察が苦しんでる市民を守ることは出来ないということがわかります。相手をしょっ引くには殺されてからとでも言わんばかりでしょう。

こうした人たちの恐怖と不安を取り除き平和な日常を取り戻してあげる方法を考えて見てください。




事例報告4―いじめ、学校内暴力

○○区△△にお住まいのK(43歳女性)さんからの電話。(支障があるので地域は非表示)
小学校5年生の男児はひ弱で行動が遅く成績もよくない典型的な劣等生と弱弱しく訴える母親が不憫だがそんな態度では子どもがいじめられるはずだと思わざる負えない。
いじめる方の児童は決まっていて学校内で知らないものがいない札付きらしい。同級生ばかりか担任の女教師までもがいじめの対象となっているようだ。数日前、ちょっとした会話が原因で殴られしゃがみこんだところ顔を膝蹴りされたため眉間が真っ青に晴れ上がった状態で帰ってきた。学校からは単なる喧嘩で相手の親からお詫びの電話をさせるからという連絡が入った。夜父親が子どもの顔を見て怒鳴り込みに行こうとするのを必死で止めたという。たしかに先方からは詫びの電話は入ったがいつものように口先だけのものだった。校医である外科医にレントゲンを撮ってもらったところ幸い以上はなかったが、4日も経つのにまだ青くはれていて別人のようになっている息子がかわいそうでならない、度重なるいじめにもう我慢がならず電話したという。我慢がならないというのに電話の声は弱弱しいので「子どもの前でそんなひ弱な声で恨み言を言ってはダメだ」とたしなめた。

この事件は活動報告のページにも掲載してあります。




事例報告5―いじめ、職場内暴力

埼玉県川口市にお住まいのS(47歳女性)さんから同僚を心配しての電話。
クリニック内の恋愛が発展して同棲するようになった二人だが、一番仲の良い部下で31歳の女性に子どもがいたことからクリニックの院長初め職員、ナースに至るまでから嫌がらせといじめが日に日にエスカレートしていった。仕掛け人は28歳の男性の親らしいことは判っていたので、ついにいじめに屈して分かれた上「誘ったのは私で、もう二度と付き合いませんから辞めさせないで下さい」と念書を書いて首だけは免れたという。夜ごとイライラが募りつい子どもに当たってしまう。このままだと子どもも私もだめになりそう、といつも目の前で涙を流されている。どうしたら彼女に立ち直させられるか助言が欲しい。




事例報告6―児童虐待「無視」後遺症、欝

北区のアパートに住む23歳の独身女性の訪問を受ける。
整理中




事例報告7―東京土建保の無慈悲な処分

杉並区の建築業者で東京土建健康保険組合員の悲痛な声を代弁して、当センターが提出した抗議文。
嘆願書
平成14年7月16日
東京土建一般労働組合杉並支部
支部長殿
特定非営利活動法人
ほほえみ支援センター
理事長 五十嵐 淳彦

当会会員魚岸延行氏に対する貴組合杉並支部がとった処置に対し下記の点につきはなはだ納得でき
ませんので至急ご回答あるいは善処をお願い申し上げます。
19日までにご回答なき場合は、貴組合理事長その他に対し厳重抗議を開始します。

嘆願内容
1・魚岸延行氏の組合員資格剥奪に至った経緯を文書でご回答下さい。
2・魚岸延行氏の復権に関するご意見と未払い保険料を文書にてご回答下さい。

嘆願理由
1・貴組合員である魚岸延行が経営していた株式会社シンケンは本年3月15日二度目の不渡りを出
して倒産したが、その件に関して貴組合杉並支部は倒産まもなく知ったにもかかわらず悲嘆と絶望に
あえいでいる組合員魚岸延行に対し単に保険料の支払いに懸念を表し、支払いを督促するに過ぎなか
った。

2・株式会社シンケンの倒産を知って、当ほほえみ支援センターは、直ちに事務局長を派遣し外部と
の連絡を一切禁止するなど緊急対策に当たらせたが、貴組合には保険料の支払方法について善後策を
講じてくれるものと期待して組合員魚岸延行に連絡することを了承した。

3・前項の期待がおろかな判断であったことが7月15日になって初めて知ったのである。何と、わ
ずか数ヶ月の保険料滞納を理由に除名したというのである。しかも、株式会社シンケンは当支援セン
ターの保護の下に依然として存在しいつでも連絡が取れる状態であるにもかかわらずただの1本の電
話をすることも無く苦境にある本人をただ攻めるだけだったのである。

4・東京土建組合の高らかに歌い上げている理念を忘れ、組合員の呻吟など聞く余裕も情もなく、一
事務職員をしてただ々組合財政が今にも破綻でもするかのように取立てをあおる幹部の姿を想像せざ
るを得なく実に不快千万である。

5・事務職員もまた上司の指示と組合規定に基づいた正当な処置だったと一点の痛みも感ずることの
無く組合理念とはかけ離れた態度に終始していた。

以上

われわれは、上記の理由により嘆願書を提出することとしましたのでお聞き届けいただけるよう希望
します。


最初のページに戻ります